期日前投票について考えてみました。

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統一地方選挙、お疲れ様です。

東京都知事選挙の話ですが、今回の都知事選の投票率は、57.80%ということでした。これは石原さんが初当選した都知事選に次ぐ水準の投票率だそうです。

選挙結果自体を今回のエントリーで語るつもりはありません。注目したいのは期日前投票の票数です。

 

速報値ですが、今回の都知事選の期日前投票は9日までの16日間で86万7777人となり、前回の約1.5倍になったらしいです。ちなみにこの86万7777人というのは今回の都知事選の当日有権者数の約8%に当たります。

そして別のデータですが、12都道県知事を合わせた期日前投票の割合は、告示日名簿登録者数で8.2%、41道府県議選は7.9%の人が期日前に投票を済ませている。
8%しか使ってないって思うとあれなんですけど、有権者数全体で8%、有権者の投票率は58%。
アホなミスをして無ければ今回投票した人の約14%が期日前投票を利用したことになります。多いと見るか少ないと見るか。

 

私は期日前投票利用者は少なすぎると思っています。日曜日とはいえ、予定が空いてない人、というのが8%の人しかいないというのはいくらなんでも少ないんじゃないですかね。仕事がある旅行に出掛けている、土曜日封切りの映画が見たい、友達と遊びたい、彼女とデートがある。日曜日にそんな普通の理由で暇じゃない人はたくさんいるはずです。

そんなあなたは公示日から投票日までの内、暇なときに期日前投票をすればいいんです。日曜はパーッと遊んでください家でだらだらしててください。

 

統一地方選での期日前投票は今回で2回目のようですが、順調に利用者が増えているようで、若干のコストは掛かっているにしても良い制度だと再認識できました。 なんせ投票日に時間に追われること無く遊ぶことができる制度なんですからね!

 

ということで再三になりますが、選挙には行きましょう。当日じゃなくてもOKです、期日前投票を使って当日は選挙に行く人を横目に、『これから遊んでくるぜ、へへへ~』とドライブにでも行きましょう。

 

参考

平成23年 東京都知事選挙 投票結果
Web版日経新聞
時事ドットコム

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