どうもこんにちは、HTML5 Conference 2013明けなりっくんです。そのときメモしたものをとりあえずアップします。メモレベルなので大したことないですが。

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ようこそHTML5裏APIの世界へ – 羽田野 太巳 –

かなりマニアックな話をする。

マニアなAPI

モテ系APIとは

  • 鮮やか
  • 仕事になる
  • 情報がネットに溢れるなど
  • 視覚的にすごい

非モテ系API

  • 語れる仲間がいない。
  • 使っても凄さがわからない
  • 仕事になるかわからない
  • 仕様がなくなるかもしれない。(W3C)

レベル1


WebRTC DTMF

WebRTCとは

SkypeをWebで
映像音声データをP2Pで接続する
しかし、IP電話の知識が必要
通信業界でのみ熱い!!

Peer to Peer DTMF

Dual-Tone Multi-Frequency
ピッポッパッというダイアルトーン音を発生させるもの。
P2Pで繋げたあとに送るもの。
将来的に電話網につなげるようになった時に便利となるAPI。

Web Audio API

特徴

音声の生成や合成が可能
iOSでは複数音源の同時再生に重宝
getUserMediaを使ってオーディオストリームを音源にする

これはまだモテ系

非モテ

  • 遅延
  • 波形整形
  • ダイナミックレンジ圧縮
  • 音響効果
  • 各種フィルター
  • 立体音響 ←ヤバい

立体音響

PannerNode

あたかも動いてるかのようなものを作ることができる。
ドップラー効果のデモ

仕事になるかわからないw
が、モテ系に近い

Media Source Extension

特徴

HTTPアダプティブストリーミング配信
セグメントに分割されたビデオデータをVideo要素に流しこむだけのAPI

MPEG-DASH

Dynamick Adaptive Streaming over HTTP
MediaPresentaitionD—

MPD

なにもAPIがやってくれないので、プレイヤーを作るのに腕がかかわる。

GPAC MP4box
コマンドラインベースでセグメントファイルをつくる。

Streamingなので巻き戻らない。

Media Capture and Streams screen capture

全画面がキャプチャーできる。
WindowsでやるとOSごと引きずられて落ちる。

ちょいちょい監視するとかに使えるのではないか


レベル2


Encoding

デコードやエンコード

Web Cryptography API

IE11のみ?(Chrome)

暗号論的擬似乱数列の生成
ダイジェストの生成 などなど

DRMとかそういうところから来ている仕様。

ストレージにいろいろなデータを取得するが、それを暗号化しておきたという場合はもしかしたら使えるかもしれない。

DOM Matrix

行列計算

グラフィックス向けな座標変換
3×3 4×4が可能
回転、拡大、縮小などができる
もともとはCSS Matrixと言われていた。

Transferable objects

データ転送
通信ではなくWorkerに送りたい。 とき


レベル3


Clipboard API

コピーとかを取得できる。
今のところPasteだけしかできない。

でも、OSの機能をつかえばいいじゃん?w

Base64 utility methods

ASCII文字だけ
バイナリどころから日本語もだめ
利用シーンが思いつかない


レベル4


The Screen Orientation API

オリエンテーションを固定できる。
状態を把握、ロックできる。

Media Stream Recording

録画録音
Blobオブジェクトとして取り出せる
FirefoxAuroraがオーディオのみサポート

Web Animations 1.0

一つもブラウザが実装していない
タイムライン制御
アニメはCSSはSVGAnimationsで実現
連続処理と並列処理
ビデオ再生のように扱える
実装ブラウザーはない(けどGithubにて公開されてるポリフィル)